巡回(ファイル/ファイル)処理

オペレーション名

巡回(ファイル/ファイル)

機能概要

Webページにファイルを渡して、取得したデータをファイルに書き込みます。

データモデル

本コンポーネントのデータモデルはXML型です。

プロパティ

変数の使用については、「変数」を参照してください。
基本設定
項目名 必須/省略可 変数の使用 説明 備考
名前 必須 使用不可 スクリプトキャンバス上での名前を入力します。  
必須設定
項目名 必須/省略可 変数の使用 説明 備考
接続先 必須 使用不可 グローバルリソースを選択します。
グローバルリソースの設定方法については、「グローバルリソースのプロパティ」を参照してください。
  • [追加]:
    新規にグローバルリソースを追加します。
  • [一覧の編集]:
    「リソース一覧の編集」画面にて、グローバルリソースの設定を編集することができます。
 
パス 省略可 使用可 接続するパスを入力します。
相対パス("/"から始まっていないパス)を指定された場合には、自動的に"/"が先頭に追加されます。
 
メソッド 必須 使用不可 HTTPメソッドを選択します。
  • [POST]:(デフォルト)
 
Content-Type 必須 使用可 POSTするデータのContent-Typeを選択または入力します。
  • [text/plain]:(デフォルト)
    テキストプレーン
  • [text/html]:
    HTML
  • [text/xml]:
    XML
  • [application/octet-stream]:
    バイナリ
 
POSTファイルパス 必須 使用可 POSTするファイルのパスを入力します。

[参照]ボタンを押下するとファイルチューザが起動し、ファイルの選択ができます。
出力ファイル 必須 使用可 出力するファイルのパスを入力します。

[参照]ボタンを押下するとファイルチューザが起動し、ファイルの選択ができます。
XHTML形式 省略可 使用可 取得したデータをXHTML形式で保存するかどうかを選択します。
  • [false]:(デフォルト)
    取得したデータをXHTML形式で保存しません。
  • [true]:
    取得したデータをXHTML形式で保存します。
  • 省略した場合には、「false」が設定されます。
  • [true]を選択した場合の詳細については、「XHTML形式での保存について」を参照してください。
認証
項目名 必須/省略可 変数の使用 説明 備考
認証モード 必須 使用不可 使用する認証モードを選択します。
  • [なし]:(デフォルト)
    認証を使用しません。
  • [基本認証]:
    基本認証を使用します。
 
ユーザ名 省略可 使用可 基本認証で使用するユーザ名を入力します。
[認証モード][基本認証]を選択すると有効になります。
 
パスワード 省略可 使用可 基本認証で使用するパスワードを入力します。
[認証モード][基本認証]を選択すると有効になります。
 
Cookie
項目名 必須/省略可 変数の使用 説明 備考
サブドメインのCookieをサーバへ送信する 省略可 使用不可 保存されているサブドメインのCookieを送信するかどうかを選択します。
  • [チェックあり]:(デフォルト)
    保存されたサブドメインのCookieを送信します。
  • [チェックなし]:
    保存されたサブドメインのCookieを送信しません。
  • Cookieの保存は、Webアダプタの各処理実行後に自動的に行われ、後続のWebアダプタの処理で使用されます。
  • 同じグローバルリソースを使用した後続のWebアダプタの処理においては、[チェックなし]を選択していても同一ドメインのCookieは自動的に送信されます。
  • [チェックあり]を選択した場合の詳細については、「サブドメインのCookie送信について」を参照してください。
コメント
項目名 必須/省略可 変数の使用 説明 備考
コメント 省略可 使用不可 このアダプタの簡単な説明を記述することができます。
説明を記述すると、仕様書に反映させることができます。
 

スキーマ

入力スキーマ

ありません。

出力スキーマ

接続するWebページによって異なります。

Mapperでのスキーマ読み込み

スキーマは手動で読み込む必要があります。
詳細については、「スキーマ編集」を参照してください。

大容量データ処理

大容量データ処理には対応していません。

トランザクション

トランザクションはサポートしていません。

PSPでの使用について

PSPでは使用できません。

使用できるコンポーネント変数

コンポーネント変数名 説明 備考
message_category エラー発生時、発生したエラーに対応するメッセージコードのカテゴリが格納されます。
  • デフォルト値はnullです。
message_code エラー発生時、発生したエラーに対応するメッセージコードのコードが格納されます。
  • デフォルト値はnullです。
message_level エラー発生時、発生したエラーに対応するメッセージコードの重要度が格納されます。
  • デフォルト値はnullです。
error_type エラー発生時、発生したエラーの種類が格納されます。
  • デフォルト値はnullです。
  • エラーの種類は、以下のような形式となります。
    例:「java.io.FileNotFoundException」
  • DataSpider Cloudのバージョンにより、格納される内容が変わる可能性があります。
error_message エラー発生時、発生したエラーのメッセージが格納されます。
  • デフォルト値はnullです。
  • DataSpider Cloudのバージョンにより、格納される内容が変わる可能性があります。
error_trace エラー発生時、発生したエラーのトレース情報が格納されます。
  • デフォルト値はnullです。
  • DataSpider Cloudのバージョンや実行するクライアントアプリケーションにより、格納される内容が変わる可能性があります。

サブドメインのCookie送信について

XHTML形式での保存について

仕様制限

主な例外

例外名 原因 対策
ResourceNotFoundException
リソース定義が見つかりませんでした。名前:[]
[接続先]が指定されていません。 [接続先]を指定してください。
ResourceNotFoundException
リソース定義が見つかりませんでした。名前:[<グローバルリソース名>]
[接続先]で選択されたリソース定義が見つかりません。 [接続先]で指定したグローバルリソースを確認してください。
java.net.UnknownHostException 指定したWebサーバが見つからない例外です。 Webサーバの設定を確認してください。
java.net.ConnectException Webサーバに接続できない例外です。 ポート番号、あるいは、Webサーバが起動していることを確認してください。
org.apache.commons.httpclient.HttpConnection$ConnectionTimeoutException Webサーバに接続中にタイムアウトが発生しました。 ネットワークの状態を確認してください。または、[接続先]で指定したグローバルリソースの[タイムアウト]を確認してください。
org.apache.commons.httpclient.HttpRecoverableException
java.net.SocketTimeoutException: Read timed out
Webサーバに接続後、サーバからの応答までにタイムアウトが発生した例外です。 接続するWebサーバの状態を確認してください。または、[接続先]で指定したグローバルリソースの[タイムアウト]を確認してください。

注意事項