メッセージ受信処理

オペレーション名

メッセージ受信

機能概要

Amazon SQSからメッセージを受信します。

データモデル

本コンポーネントのデータモデルはXML型です。

プロパティ

変数の使用については、「変数」を参照してください。
基本設定
項目名 必須/省略可 変数の使用 説明 備考
名前 必須 使用不可 スクリプトキャンバス上での名前を入力します。  
必須設定
項目名 必須/省略可 変数の使用 説明 備考
接続先 必須 使用不可 グローバルリソースを選択します。
  • [追加]:
    新規にグローバルリソースを追加します。
  • [一覧の編集]:
    「リソース一覧の編集」画面にて、グローバルリソースの設定を編集することができます。
 
キュー名 必須 使用可 メッセージ受信対象のキュー指定します。
  • 直接入力または一覧から選択してください。
 
オプション
項目名 必須/省略可 変数の使用 説明 備考
受信メッセージの最大数 省略可 使用可 Amazon SQSから受信するメッセージの最大数を指定します。
  • 1〜10の間で指定してください。
  • 省略した場合は、Amazon SQS側の設定が反映されます。
受信メッセージ可視タイムアウト(秒) 省略可 使用可 受信したメッセージが不可視となる時間(秒)を指定します。
  • 0〜43200の間で指定してください。
  • 省略した場合は、Amazon SQS側の設定が反映されます。
コメント
項目名 必須/省略可 変数の使用 説明 備考
コメント 省略可 使用不可 このアダプタの簡単な説明を記述することができます。
説明を記述すると、仕様書に反映させることができます。
 

スキーマ

入力スキーマ

ありません。

出力スキーマ

<?xml version="1.0"?>
<message_results>
  <message_result md5_message_body="" message_body="" message_id=""  receipt_handle="" >
    <attribute approximate_first_receive_timestamp="" receive_count="" sender_id="" sent_timestamp="" />
  </message_result>
</message_results>
要素名 属性名 説明 備考
message_results -    
message_result - 送信したメッセージごとに出現します。  
md5_message_body MD5エンコードされたメッセージボディの値です。
  • Amazon SQSからの応答に含まれる「MD5OfMessageBody」要素の値です。
message_body メッセージボディの値です。
  • Amazon SQSからの応答に含まれる「MessageBody」要素の値です。
message_id 受信したしたメッセージのIDです。
  • Amazon SQSからの応答に含まれる「MessageId」要素の値です。
receipt_handle メッセージ削除リクエスト時に使用する識別子(Receipt Handle)です。
  • Amazon SQSからの応答に含まれる「ReceiptHandle」要素の値です。
attribute メッセージアトリビュートを含む要素です。
  • Amazon SQSからの応答に含まれる「Attributes」要素の値です。
attribute - message_result要素ごとに出現します。  
approximate_first_receive_timestamp メッセージを初めて受信した時刻です。
  • UNIX Time形式で表現されます。
receive_count メッセージが受信された回数です。
  • 当該メッセージを初めて受信した場合、値は[1]になります。
sender_id メッセージ送信者のIDです。  
sent_timestamp メッセージを送信した時刻です。
  • UNIX Time形式で表現されます。

Mapperでのスキーマ読み込み

スキーマは自動で読み込まれます。
詳細については、「スキーマ編集」を参照してください。

大容量データ処理

大容量データ処理に対応していません。

PSPでの使用について

PSPでは使用できません。

使用できるコンポーネント変数

コンポーネント変数名 説明 備考
count 受信したメッセージの数が格納されます。
  • デフォルト値はnullです。
message_category エラー発生時、発生したエラーに対応するメッセージコードのカテゴリが格納されます。
  • デフォルト値はnullです。
message_code エラー発生時、発生したエラーに対応するメッセージコードのコードが格納されます。
  • デフォルト値はnullです。
message_level エラー発生時、発生したエラーに対応するメッセージコードの重要度が格納されます。
  • デフォルト値はnullです。
error_type エラー発生時、発生したエラーの種類が格納されます。
  • デフォルト値はnullです。
  • エラーの種類は、以下のような形式となります。
    例:「java.io.FileNotFoundException」
  • DataSpider Cloudのバージョンにより、格納される内容が変わる可能性があります。
error_message エラー発生時、発生したエラーのメッセージが格納されます。
  • デフォルト値はnullです。
  • DataSpider Cloudのバージョンにより、格納される内容が変わる可能性があります。
error_trace エラー発生時、発生したエラーのトレース情報が格納されます。
  • デフォルト値はnullです。
  • DataSpider Cloudのバージョンや実行するクライアントアプリケーションにより、格納される内容が変わる可能性があります。

仕様制限

ありません。

主な例外

例外名 原因 対策
ResourceNotFoundException
リソース定義が見つかりませんでした。名前:[]
[接続先]が指定されていません。 [接続先]を指定してください。
ResourceNotFoundException
リソース定義が見つかりませんでした。名前:[<グローバルリソース名>]
[接続先]で選択されたリソース定義が見つかりません。 [接続先]で指定したグローバルリソースを確認してください。
InvalidPropertyConfigurationException
受信メッセージの最大数は1以上10以下の整数を指定してください。
[受信メッセージの最大数]が整数でないか、または指定できる値の範囲外です。 [受信メッセージの最大数]に1以上10以下の整数を指定してください。
InvalidPropertyConfigurationException
受信メッセージ可視タイムアウト(秒)は0以上43200以下の整数を指定してください。
[受信メッセージ可視タイムアウト(秒)[が整数でないか、または指定できる値の範囲外です。 [受信メッセージ可視タイムアウト(秒)]に0以上43200以下の整数を指定してください。
The specified queue does not exist for this wsdl version. (Service: AmazonSQS; Status Code: 400; Error Code: AWS.SimpleQueueService.NonExistentQueue; Request ID: XXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXX) [キュー名]に存在しないキューを指定しています。 [キュー名]または[接続先]で指定したグローバルリソースの[リージョン]の設定を確認してください。
The security token included in the request is invalid. (Service: AmazonSQS; Status Code: 403; Error Code: InvalidClientTokenId; Request ID: XXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXX) [接続先]で指定したグローバルリソースの[Access Key ID]に誤りがあります。 [接続先]で指定したグローバルリソースの設定を確認してください。
The request signature we calculated does not match the signature you provided. Check your AWS Secret Access Key and signing method. [接続先]で指定したグローバルリソースの[Secret Access Key]に誤りがあります。 [接続先]で指定したグローバルリソースの設定を確認してください。

注意事項