1通メール送信処理

オペレーション名

1通メール送信

機能概要

SOAP API の sendEmail() を使用してメールを1通送信します。

本オペレーションが使用するAPI仕様については、グローバルリソースで選択したバージョンのAPIドキュメントを以下のリンク先ページより参照してください。

プロパティ

変数の使用については、「変数」を参照してください。
基本設定
項目名 必須/省略可 変数の使用 説明 備考
名前 必須 使用不可 スクリプトキャンバス上での名前を入力します。  
必須設定
項目名 必須/省略可 変数の使用 説明 備考
接続先 必須 使用不可 グローバルリソースを選択します。
グローバルリソースの設定方法については、「グローバルリソースのプロパティ」を参照してください。
  • [追加]:
    新規にグローバルリソースを追加します。
  • [一覧の編集]:
    「リソース一覧の編集」画面にて、グローバルリソースの設定を編集することができます。
  • API 14.0以降のグローバルリソースが選択可能です。
送信元表示名 省略可 使用可 送信元表示名を入力します。
  • 最大文字数は200文字です。
  • 省略した場合、送信したSalesforceのユーザ名で送られます。
返信先メールアドレス 省略可 使用可 返信先メールアドレスを入力します。
  • 「replyTo」が指定されているVisualforceテンプレートを使用する場合、値を設定しないでください。
送信先 省略可 - 送信先メールアドレスを入力します。

各列は以下のボタンで操作することができます。
  • [追加]:
    列を追加します。
  • [上へ]:
    選択している列の順序を一つ上に上げます。
  • [下へ]:
    選択している列の順序を一つ下に下げます。
  • [削除]:
    選択している列を削除します。
 
送信先/種類 省略可 使用不可 送信先の種類を選択します。
  • [TO]:(デフォルト)
  • [CC]:
  • [BCC]:
  • 各種類ごとの送信数の限度は以下の通りです。ただし、API バージョンによって異なります。
    • [TO]:100件
    • [CC]:25件
    • [BCC]:25件
送信先/メールアドレス 省略可 使用可 送信先のメールアドレスを入力します。
  • TO、CC、BCCまたは送信先IDどれか一つ以上必ず設定してください。
メール設定
項目名 必須/省略可 変数の使用 説明 備考
BCCに送信者を含む 省略可 使用不可 メールのBCCに送信者を含むかどうかを選択します。
  • [チェックあり]:
    BCCに送信者を含みます。
  • [チェックなし]:(デフォルト)
    BCCに送信者を含みません。
  • 送信先にてBCCを選択した場合、BCCに送信者を含みません。
活動の履歴を残す 省略可 使用不可 Salesforceに活動の履歴を残すかどうかを選択します。
  • [チェックあり]:(デフォルト)
    活動の履歴を残します。
  • [チェックなし]:
    活動の履歴を残しません。
  • 送信先IDまたは割り当て用IDを設定した場合、活動の履歴が残ります。
ユーザ署名を含む 省略可 使用不可 Salesforceのユーザの電子メール設定に指定してある
ユーザ署名をメールに含むかどうかを選択します。
  • [チェックあり]:(デフォルト)
    ユーザ署名を含みます。
  • [チェックなし]:
    ユーザ署名を含みません。
 
メール優先度 省略可 使用不可 メールの優先度を選択します。
  • [Highest]:
  • [High]:
  • [Normal]:(デフォルト)
  • [Low]:
  • [Lowest]:
 
送信先ID 省略可 使用可 メールの送信先として、取引先責任者やユーザなどのデータのIDを設定します。
  • TO、CC、BCCまたは送信先IDどれか一つ以上必ず設定してください。
割当て用ID 省略可 使用可 テンプレートの差し込み項目に関連付けるデータのIDを指定します。  
メッセージ
項目名 必須/省略可 変数の使用 説明 備考
テンプレート利用 省略可 使用不可 テンプレートを利用するかを選択します。
  • [チェックあり]:
    テンプレートを利用します。
  • [チェックなし]:(デフォルト)
    テンプレートを利用しません。
  • テンプレートを利用する場合、送信先IDを設定してください。
テンプレートID 省略可 使用可 テンプレートIDを入力します。
  • [テンプレート利用]にチェックが入っている場合、有効になります。
形式 省略可 使用不可 形式を選択します。
  • [テキスト形式]:(デフォルト)
    テキスト形式で送信されます。
  • [HTML形式]:
    HTML形式で送信されます。
  • [テンプレート利用]にチェックが入っていない場合、有効になります。
件名 省略可 使用可 件名を入力します。
  • [テンプレート利用]にチェックが入っていない場合、有効になります。
本文 省略可 使用可 本文を入力します。
  • [テンプレート利用]にチェックが入っていない場合、有効になります。
文字セット 省略可 使用不可 文字セットを選択します。
  • [ ]:(デフォルト)
  • [日本語(Shift-JIS)]:
  • [簡易中国語(GB2312)]:
  • [Unicode(UTF-8)]:
  • [韓国語(ks_c_5601-1987)]:
  • [日本語(EUC)]:
  • [日本語(JIS)]:
  • [伝統中国語(Big5)]:
  • [西ヨーロッパ言語(ISO-8859-1、ISO-LATIN-1)]:
  • [ ]を選択した場合、Salesforceの「電子メールの文字コード」で設定されている文字コードで送信されます。
添付ファイル
項目名 必須/省略可 変数の使用 説明 備考
添付ファイル 省略可 - 添付ファイルを入力します。

各列は以下のボタンで操作することができます。
  • [追加]:
    列を追加します。
  • [上へ]:
    選択している列の順序を一つ上に上げます。
  • [下へ]:
    選択している列の順序を一つ下に下げます。
  • [削除]:
    選択している列を削除します。
  • 添付ファイルは[ファイルパス指定]、[ドキュメントID指定]のファイルサイズ合計で10MBまで添付可能です。
添付ファイル/種類 省略可 使用不可 添付ファイルの種類を選択します。
  • [ファイルパス指定]:(デフォルト)
  • [ドキュメントID指定]:
 
添付ファイル/添付ファイル 省略可 使用可 ファイルパスまたはドキュメントIDを入力します。
  • 添付ファイルは[ファイルパス指定]、[ドキュメントID指定]のファイルサイズ合計で10MBまで添付可能です。
  • ファイルパスで指定する場合、[ファイルパスはOSローカルファイルシステムパスで指定する]で指定したファイルシステムパスで指定してください。
ファイルパスはOSローカルファイルシステムパスで指定する 省略可 使用不可 添付ファイルのファイルパスを、OSローカルファイルシステムパスで指定するかどうかを指定します。
  • [チェックあり]:
    OSローカルファイルシステムのパスで指定します。
    本項目が追加される以前の動作を維持します。
  • [チェックなし]:(デフォルト)
    DataSpider Cloudファイルシステムのパスで指定します。
  • 本項目が追加される以前に作成されたアイコンの場合、[チェックあり]がデフォルトとなります。
  • [チェックなし]とした場合、DataSpider Cloudファイルシステムの絶対パスで指定してください。
  • [チェックなし]とした場合、パス区切り文字「/」以外のDataSpider Cloudファイルシステムの使用禁止文字は使用できません。
  • [チェックあり]とした場合、DataSpider Cloudサーバローカルファイルシステムの絶対パスで指定してください。
コメント
項目名 必須/省略可 変数の使用 説明 備考
コメント 省略可 使用不可 このアダプタの簡単な説明を記述することができます。
説明を記述すると、仕様書に反映させることができます。
 

スキーマ

入力スキーマ

ありません。

出力スキーマ

ありません。

使用できるコンポーネント変数

コンポーネント変数名 説明 備考
is_success メール送信処理結果が格納されます。
  • デフォルト値はnullです。
  • 成功時には「true」が、失敗時には「false」が格納されます。
server_url ログイン後のエンドポイントURLが格納されます。
  • デフォルト値はnullです。
session_id セッションIDが格納されます。
  • デフォルト値はnullです。
error_message メール送信処理で発生したエラーメッセージが格納されます。
  • デフォルト値はnullです。
message_category エラー発生時、発生したエラーに対応するメッセージコードのカテゴリが格納されます。
  • デフォルト値はnullです。
message_code エラー発生時、発生したエラーに対応するメッセージコードのコードが格納されます。
  • デフォルト値はnullです。
message_level エラー発生時、発生したエラーに対応するメッセージコードの重要度が格納されます。
  • デフォルト値はnullです。
operation_api_exception_code APIエラー発生時、発生したエラーのExceptionCodeが格納されます。
  • デフォルト値はnullです。
  • APIエラー以外のエラー発生時は、値が格納されません。
  • DataSpider Cloudのバージョンにより、格納される内容が変わる可能性があります。
operation_error_message エラー発生時、発生したエラーのメッセージが格納されます。
  • デフォルト値はnullです。
  • DataSpider Cloudのバージョンにより、格納される内容が変わる可能性があります。
operation_error_trace エラー発生時、発生したエラーのトレース情報が格納されます。
  • デフォルト値はnullです。
  • DataSpider Cloudのバージョンにより、格納される内容が変わる可能性があります。

仕様制限

主な例外

例外名 原因 対策
ResourceNotFoundException
リソース定義が見つかりませんでした。名前:[]
[接続先]が指定されていません。 [接続先]を指定してください。
ResourceNotFoundException
リソース定義が見つかりませんでした。名前:[<グローバルリソース名>]
[接続先]で選択されたリソース定義が見つかりません。 [接続先]で指定したグローバルリソースを確認してください。
java.net.UnknownHostException グローバルリソースで指定したPROXYサーバが見つからない例外です。 PROXYサーバの状態を確認して下さい。または、[接続先]で指定したグローバルリソースの[Proxyホスト]を確認してください。
  • API23.0以前
    org.apache.commons.httpclient.HttpConnection$ConnectionTimeoutException
  • API26.0以降
    java.net.SocketTimeoutException
    connect timed out
Salesforceに接続中にタイムアウトが発生しました。 ネットワークの状態、Salesforceのサーバの状態を確認してください。または、[接続先]で指定したグローバルリソースの[Connectionタイムアウト(秒)]を確認してください。
  • API23.0以前
    org.apache.commons.httpclient.HttpRecoverableException
    java.net.SocketTimeoutException: Read timed out
  • API26.0以降
    java.net.SocketTimeoutException
    Read timed out
Salesforceに接続後、サーバからの応答までにタイムアウトが発生しました。 ネットワークの状態、Salesforceのサーバの状態を確認してください。または、[接続先]で指定したグローバルリソースの[タイムアウト(秒)]を確認してください。
jp.co.headsol.salesforce.adapter.exception.SalesforceAdapterIllegalArgumentException Salesforceアダプタのプロパティの設定値が不正です。 エラーメッセージを確認し、設定内容をご確認ください。
com.sforce.soap.partner.fault.LoginFault Salesforceへのログインに失敗しました。 ExceptionCodeまたは、エラーメッセージを確認し、Salesforceの関連ドキュメントなどに対象のエラーに関する情報がないか確認してください。
com.sforce.soap.partner.fault.UnexpectedErrorFault Salesforceへの処理実行中に、予期しない例外が発生しました。 ExceptionCodeまたは、エラーメッセージを確認し、Salesforceの関連ドキュメントなどに対象のエラーに関する情報がないか確認してください。

注意事項