DataSpider Studio

DataSpider Studioとは

DataSpider Studio(以下:Studio)とは、DataSpider Cloudの統合開発環境です。Studioではスクリプトの開発、運用の設定、サーバの管理を一元的に行うことができます。
DataSpider Cloudでスクリプトを開発または運用する際は、まず始めにこのStudioを起動します。

Studioの起動

Studioを起動する方法は以下の通りです。

Studioへのログイン



ユーザおよびパスワードを入力し、[ログイン]ボタンを押下します。
項目の説明
項目名 必須/省略可 説明 備考
ユーザ 必須 DataSpiderServerにログインするユーザIDを入力します。  
パスワード 必須 DataSpiderServerにログインするユーザIDのパスワードを入力します。  

パスワードの変更方法は「ユーザアカウント」を参照してください。

スタートページ

Studioのログインに成功すると、スタートページが表示されます。
スタートページ上のアイコンを選択することで、Studioが提供する各種ツールにアクセスできます。

各種ツールの起動

以下のアイコンを押下すると、各種ツールが起動します。
各種ツールの説明
アイコン ツール名 説明 備考
新しいプロジェクト 新規にプロジェクトを作成します。  
プロジェクトを開く 既存のプロジェクトをデザイナで開きます。  
最近使ったプロジェクト 最近使用したプロジェクトの一覧からプロジェクトを選択し、デザイナで開きます。  
バージョン情報 DataSpider Cloudの各種バージョン情報の参照を行います。  
ログアウト Studioからログアウトします。  
デザイナ デザイナ画面を開きます。  
マイプロジェクト プロジェクトの管理を行います。  
マイトリガー トリガーの新規作成や既存トリガーの一覧表示・編集・削除を行います。  
マイログ 設定した検索条件をもとに、スクリプトの実行結果の参照を行います。  
マイサービス サーバに登録済みのサービスの管理を行います。  
エクスプローラ DataSpider Cloudファイルシステム上のファイルやディレクトリの操作・参照・編集を行います。  
コントロールパネル DataSpiderServerの設定を行います。  
トリガー再実行 トリガーを再実行するための機能である再実行タスクの管理・再実行を行います。  
ヘルプ ヘルプを起動します。  

Studioのセッションについて

Studioにログインしたまま一定時間何も操作を行わない場合、セッションタイムアウトが発生します。タイムアウト時間は120分です。タイムアウト時間は、ログイン中最後にサーバにデータや処理をリクエストした時点からカウントされます。
セッションがタイムアウトすると、Studioの画面にタイムアウトした旨のメッセージが現れ、ログイン画面に戻ります。

スクリプトに対する修正など、タイムアウト前までに保存していなかった変更は破棄されます。
タイムアウトした時点でスクリプト実行中だった場合、Studioの画面にはタイムアウトした旨のメッセージが通知されますが、スクリプトの実行は最後まで続行されます。

プロジェクトの自動保存機能について

デザイナでプロジェクトを編集した状態で、一定時間デザイナの操作を行わない場合、バックアップ領域にプロジェクトの自動保存が行われます。
自動保存を開始するまでの時間は、デフォルトではデザイナ上で操作を行ってから「15分後」となります。「10分」から「25分」までの間で任意の設定が可能です。
設定はデザイナのツールメニューから行います。

自動保存が行われた場合、次回プロジェクトを開いた際に、自動保存されたプロジェクトを開くかどうか確認が行われます。



ここで[はい]を選択すると、バックアップ領域に自動保存されたプロジェクトが開きます。[いいえ]を選択した場合は、サーバに保存されたプロジェクトが開きます。

また、自動保存されたプロジェクトは、以下の操作時に削除されます。(対象は自動保存が行われたプロジェクトです。)

Studioからのログアウト

Studioからログアウトする場合は、メニューの[ログアウト]アイコンを押下します。
確認ダイアログで[了解]ボタンを押下すると、Studioからログアウトします。

Studioの終了

ウィンドウの×ボタンを押下することで、Studioを終了することができます。

仕様制限

注意事項