DataSpiderログ設定

DataSpiderログ設定とは

DataSpiderログ設定とは、/logs/<日付ディレクトリ>下に出力されるログファイル群の圧縮・削除の設定を行うツールです。

管理者権限を持ったユーザのみ実行できます。

項目名	説明	備考
ログの圧縮を行わない	ログを圧縮せずに保存します。
ログの圧縮を行う	[圧縮待ち期間]で指定した期間を超えたログを圧縮して保存します。	デフォルト値は「ログの圧縮を行う」です。
圧縮待ち期間	ログを圧縮せずに日付ディレクトリ形式で保存する期間を入力します。例:「5」を指定した場合、前日から5日前までのログは圧縮せずに、日付ディレクトリ形式で保存します。	デフォルト値は「5」です。「0」から「2147483647」までの数値(整数)を指定できます。推奨する最大値は「5」です。本日の日付ディレクトリは対象に含まれません。

設定した期間を超えたログは、DataSpiderServerの起動時または起動から12時間周期でディレクトリごとZIP圧縮されます。

項目名	説明	備考
ログ・圧縮ログの削除を行わない	ログ・圧縮ログの削除は行いません。	有効にした場合、ログ・圧縮ログは自動で削除されません。ディスク容量を圧迫してしまうことがあるため、定期的に削除することをお勧めします。
ログ・圧縮ログの削除を行う	[削除待ち期間]で指定した期間を超えたログ・圧縮ログを削除します。	デフォルト値は「ログ・圧縮ログの削除を行う」です。
削除待ち期間	ログ・圧縮ログを削除せずに保存する期間を入力します。例:[圧縮待ち期間]と[削除待ち期間]でそれぞれ「5」を指定した場合、前日から5日前までのログを圧縮せずに日付ディレクトリ形式で保存し、 6日前から10日前までの圧縮ログを削除せずに保存します。11日以前のログ・圧縮ログは削除対象となります。	デフォルト値は「5」です。「0」から「2147483647」までの数値(整数)を指定できます。推奨する最大値は「5」です。

設定した期間を超えたログ・圧縮ログは、DataSpiderServerの起動時または起動から12時間ごとに削除されます。

DataSpiderServerの起動時に生成され、空の状態(一度もスクリプトの実行が行われていない)の日付ディレクトリは圧縮の対象にはなりません。
保存期間が[圧縮待ち期間]、[削除待ち期間]で設定した期間を超えた場合に、削除のみ行われます。

圧縮・削除処理の対象となる日付ディレクトリの算出方法は以下の通りです。

[ログの圧縮を行う][圧縮待ち期間:5]・[ログ・圧縮ログの削除を行わない]
  [概　要]:圧縮処理のみを行い、削除処理は行われません。
  [算出式]:(現在の日付 - 1) - (圧縮待ち期間)
  [算出例]:現在の日付が「7/15」の場合、(7/15 - 1) - (5) = 7/9
  [結　果]:7/9以前のログを圧縮し、以後その状態で保存します。

[ログの圧縮を行わない]・[ログ・圧縮ログの削除を行う][削除待ち期間:5日]
  [概　要]:圧縮処理を行わずに、削除処理のみが行われます。
  [算出式]:(現在の日付 - 1) - (削除待ち期間)
  [算出例]:現在の日付が「7/15」の場合、(7/15 - 1) - (5) = 7/9
  [結　果]:7/9以前のログ・圧縮ログを削除します。

[ログの圧縮を行う][圧縮待ち期間:5]・[ログ・圧縮ログの削除を行う][削除待ち期間:5日]
  [概　要]:圧縮処理、削除処理の両方が行われます。
  [算出式]:(現在の日付 - 1) - (圧縮待ち期間 + 削除待ち期間)
  [算出例]:現在の日付が「7/15」の場合、(7/15 - 1) - (5 + 5) = 7/4
  [結　果]:7/9以前のログを圧縮し、7/4以前のログ・圧縮ログを削除します。