DB2 V9.7アダプタ制限事項

サポートする型
テーブル読み取り処理
検索系SQL実行処理
テーブル書き込み処理
更新系SQL実行処理
主な例外

サポートする型

本アダプタでサポートする型は以下の通りです。

型名	サポート	備考
SMALLINT型	○
INTEGER型	○
BIGINT型	○
REAL型	○
DOUBLE型	○
DECIMAL型	○
DATE型	○
TIME型	○
TIMESTAMP型	○
CHAR型	○
CHAR FOR BIT DATA型	△
VARCHAR型	○
VARCHAR FOR BIT DATA型	△
LONG VARCHAR FOR BIT DATA型	△
CLOB型	○
BLOB型	△
GRAPHIC型	○
VARGRAPHIC型	○
LONGVARGRAPHIC型	△
DBCLOB型	△

○:サポートします。
△:サポートしますが、制限事項があります。
×:サポートしません。

テーブル読み取り処理

仕様制限

テーブル名が引用符で囲われている場合、テーブル名の大文字小文字を区別します。

検索系SQL実行処理

仕様制限

ありません。

テーブル書き込み処理

仕様制限

CHAR型
- データベース作成時のデフォルトのコードページが「UTF-8」になります。そのため、文字によっては文字列長が長くなるため、従来と処理結果が変わる可能性があります。たとえば、2バイトで定義されているカラムに"あ"を挿入する場合、3バイトとして扱われるためエラーになります。
テーブル名が引用符で囲われている場合、テーブル名の大文字小文字を区別します。

更新系SQL実行処理

仕様制限

CHAR型
- データベース作成時のデフォルトのコードページが「UTF-8」になります。そのため、文字によっては文字列長が長くなるため、従来と処理結果が変わる可能性があります。たとえば、2バイトで定義されているカラムに"あ"を挿入する場合、3バイトとして扱われるためエラーになります。

注意事項

データベースインスタンスのTCPサービス名の確認は、「DB2 GET DBM CONFIG」コマンドを実行し [TCP/IP サービス名(SVCENAME)] を参照してください。
クライアントのノードディレクトリへの追加は、「DB2 CATALOG TCPIP NODE」コマンドを実行します。
コマンドの詳細については、「CATALOG TCPIP NODEコマンド」(http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/db2luw/v9/index.jsp?topic=/com.ibm.db2.udb.admin.doc/doc/r0001944.htm)を参照してください。

主な例外

例外名		原因	対策
java.sql.SQLException	IO Exception opening socket to server <ホスト名> on port <ポート番号>. The DB2 Server may be down.	データベースに接続できません。	グローバルリソースの[ホスト名]または[ポート番号]を確認してください。
	The application server rejected establishment of the connection. An attempt was made to access a database, dstes, which was not found.	データベースが存在しません。	グローバルリソースの[データベース名]で存在するデータベースを指定してください。
	Connection authorization failure occurred. Reason: password invalid.	ユーザ名またはパスワードが不正です。	グローバルリソースの[ユーザ名]または[パスワード]を確認してください。
	DB2 SQL error: SQLCODE: -104, SQLSTATE: 42601, SQLERRMC: XXX;SELECT * FROM <テーブル名> ;<space>	テーブル名にスペースが挿入されている可能性があります。	[テーブル名]で指定したテーブル名にスペースが挿入されている場合、テーブル名を引用符で囲ってください。
	DB2 SQL error: SQLCODE: -204, SQLSTATE: 42704, SQLERRMC: <テーブル名>	テーブルが存在しません。	[テーブル名]で存在するテーブルを指定してください。