例外監視処理

オペレーション名

例外監視

機能概要

対象となる処理の例外を監視し、例外処理を行います。

例外監視の構成

アイコン 名前 説明
例外監視開始 例外監視の開始です。
監視処理 例外を監視したいコンポーネントを[監視処理]から[例外監視終了]の間に配置します。
例外処理 対象となる処理で例外が発生した場合の例外処理で使用するコンポーネントを[例外処理]から[例外監視終了]の間に配置します。
例外監視終了 例外監視の終了です。

プロパティ

変数の使用については、「変数」を参照してください。
基本設定
項目名 必須/省略可 変数の使用 説明 備考
名前 必須 使用不可 スクリプトキャンバス上での名前を入力します。  
必須設定
項目名 必須/省略可 変数の使用 説明 備考
チェック対象 必須 使用不可 例外を監視したいコンポーネントを選択します。

チェックしたコンポーネントの処理中に例外が発生した場合、この[例外処理]例外処理を実行します。
  • [監視処理]から[例外監視終了]に配置されたコンポーネントが表示します。
  • コンポーネントを一つもチェックしていない場合、[監視処理]から[例外監視終了]の間に配置したすべてのコンポーネントがチェック対象になります。
コメント
項目名 必須/省略可 変数の使用 説明 備考
コメント 省略可 使用不可 このアダプタの簡単な説明を記述することができます。
説明を記述すると、仕様書に反映させることができます。
 

PSPでの使用について

PSPでは使用できません。

使用できるコンポーネント変数

コンポーネント変数名 説明 備考
component_name チェック対象のコンポーネントでのエラー発生時、そのコンポーネントの名前が格納されます。
  • デフォルト値はnullです。
component_type チェック対象のコンポーネントでのエラー発生時、そのコンポーネントの種類が格納されます。
  • デフォルト値はnullです。
message_category チェック対象のコンポーネントでのエラー発生時、そのコンポーネントで発生したエラーに対応するメッセージコードのカテゴリが格納されます。
  • デフォルト値はnullです。
message_code チェック対象のコンポーネントでのエラー発生時、そのコンポーネントで発生したエラーに対応するメッセージコードのコードが格納されます。
  • デフォルト値はnullです。
message_level チェック対象のコンポーネントでのエラー発生時、そのコンポーネントで発生したエラーに対応するメッセージコードの重要度が格納されます。
  • デフォルト値はnullです。
error_type チェック対象のコンポーネントでのエラー発生時、そのコンポーネントで発生したエラーの種類が格納されます。
  • デフォルト値はnullです。
  • 例外の種類は、以下のような形式となります。
    例:「java.io.FileNotFoundException」
  • DataSpider Cloudのバージョンにより、格納される内容が変わる可能性があります。
error_message チェック対象のコンポーネントでのエラー発生時、そのコンポーネントで発生したエラーのメッセージが格納されます。
  • デフォルト値はnullです。
  • DataSpider Cloudのバージョンにより、格納される内容が変わる可能性があります。
error_trace チェック対象のコンポーネントでのエラー発生時、そのコンポーネントで発生したエラーのトレース情報が格納されます。
  • デフォルト値はnullです。
  • DataSpider Cloudのバージョンや実行するクライアントアプリケーションにより、格納される内容が変わる可能性があります。

例外監視の操作方法

例外監視処理の作成

監視対象するコンポーネントを[監視処理]から[例外監視終了]の間に配置します。

例外監視処理の追加

[例外監視開始]の右クリックメニューから[例外処理の追加]を選択し、例外処理を追加します。
追加可能な[例外処理]アイコンの最大数は「98」個となります。

例外処理の判定順序の変更

[例外処理]の右クリックメニューから[判定順序を上げる]または[判定順序を下げる]を選択し、複数の例外処理の判定順序を変更します。 [例外処理]上の丸数字が判定順序です。

仕様制限

主な例外

ありません。

注意事項