CSVファイルによる置換

ロジック名

CSVファイルによる置換

機能

入力文字列をCSVファイルにより置換して返します。

データ型

場所
1番目の入力ハンドラ 文字列
ロジックの出力 文字列
lightbulb詳細は「ロジックの仕様」を参照してください。

プロパティ

カテゴリ プロパティ 説明
必須設定 CSVファイル名 置換に使用するCSVファイルを指定します。
必須設定 ファイルのエンコーディング ファイルのエンコーディングを指定します。
必須設定 キー列番号 キー列番号を指定します。
必須設定 値列番号 値列番号を指定します。
必須設定 1行目のヘッダーをスキップ 1行目のヘッダーをスキップするかどうか指定します。
必須設定 マッチング方法 マッチング方法を指定します。
必須設定 置換方法 置換方法を指定します。
付加文字列 接頭語 置換後の文字列の前に追加される文字列を指定します。
付加文字列 接尾語 置換後の文字列のあとに追加される文字列を指定します。
コメント コメント このロジックアイコンの簡単な説明を記述することができます。仕様書にも設定したコメントが出力されます。変換処理には関係しません。

マッチング方法

オプション 説明
完全一致 入力ハンドラの値と[キー列番号]の値が完全に一致した場合に置換を行います。
部分一致 入力ハンドラの値の一部分と[キー列番号]の値が一致した場合に置換を行います。
lightbulbマッチするものがなければ1番目の入力ハンドラの値をそのまま返します。

置換方法

オプション 説明
完全置換 1番目の入力ハンドラの値を[値列番号]の値に置き換えます。
部分置換 1番目の入力ハンドラの値で一致した部分を[値列番号]の値に置き換えます。

機能の詳細

複数キーの指定方法

以下の方法で、キー列を複数指定することができます。
  1. [キー列番号]にカンマ区切りで複数の列番号を入力します。
  2. [完了]ボタンを押下します。
  3. Mapperロジックの入力ハンドラが指定したキー列数に変更されます。

仕様制限

注意事項

ロジックの使用例

マッピング定義

ロジックの設定と処理結果(完全一致の場合)

CSVファイルを用いてアルファベットの曜日を漢字の曜日に置換します。
プロパティ設定
プロパティ 設定値
CSVファイル名 /data/conversionFile.csv
ファイルのエンコーディング Shift_JIS
キー列番号 1
値列番号 2
1行目のヘッダーをスキップ チェックなし
マッチング方法 完全一致
置換方法 完全置換
接頭語  
接尾語 曜日
入力データ
Sunday
Monday
Tuesday
Wednesday
Thursday
Friday
Saturday
CSVファイル
Sunday,日
Monday,月
Tuesday,火
Wednesday,水
Thursday,木
Friday,金
Saturday,土
結果データ
日曜日
月曜日
火曜日
水曜日
木曜日
金曜日
土曜日

ロジックの設定と処理結果(部分一致の場合)

CSVファイルを用いて文字列中の漢字の曜日を英語の曜日に置換します。
プロパティ設定
プロパティ 設定値
CSVファイル名 /data/conversionFile.csv
ファイルのエンコーディング Shift_JIS
キー列番号 1
値列番号 2
1行目のヘッダーをスキップ チェックなし
マッチング方法 部分一致
置換方法 部分置換
接頭語  
接尾語  
入力データ
3/20 (日)
3/21 (月)
3/22 (火)
3/23 (水)
3/24 (木)
3/24 (金)
3/25 (土)
CSVファイル
日,Sun
月,Mon
火,Tue
水,Wed
木,Thu
金,Fri
土,Sat
結果データ
3/20 (Sun)
3/21 (Mon)
3/22 (Tue)
3/23 (Wed)
3/24 (Thu)
3/24 (Fri)
3/25 (Sat)

ロジックの設定と処理結果(列番号を指定する場合)

CSVファイルを用いて複数のキーに一致する値に置換します。
プロパティ設定
プロパティ 設定値
CSVファイル名 /data/conversionFile.csv
ファイルのエンコーディング Shift_JIS
キー列番号 2,3
値列番号 1
1行目のヘッダーをスキップ チェックなし
マッチング方法 完全一致
置換方法 完全置換
接頭語  
接尾語  
入力データ
1B
2A
3B
CSVファイル
1A,1,A
1B,1,B
2A,2,A
2B,2,B
3A,3,A
3B,3,B
結果データ
1B
2A
3B