妥当性検証(DTD)処理

オペレーション名

妥当性検証(DTD)

機能概要

DTDによる妥当性検証を行います。

データモデル

本コンポーネントのデータモデルはXML型です。
入出力のスキーマについては、「スキーマ」を参照してください。

プロパティ

変数の使用については、「変数」を参照してください。
基本設定
項目名 必須/省略可 変数の使用 説明 備考
名前 必須 使用不可 スクリプトキャンバス上での名前を入力します。  
入力データ 必須 使用不可 スクリプトキャンバス上にあるコンポーネントを選択します。  
必須設定
項目名 必須/省略可 変数の使用 説明 備考
検証用ファイル 必須 使用可 DTDファイルを入力します。

[参照]ボタンを押下するとファイルチューザが起動し、ファイルの選択ができます。
  • DataSpider Cloudサーバローカルファイルシステム上の絶対パスを指定します。
  • 例:エクスプローラの/data/validation.dtdを指定する場合
    /usr/local/dataspider/server/data/validation.dtd
最大エラー報告数 省略可 使用可 妥当性検証に失敗した場合に、報告するエラーの最大数を入力します。
  • 入力できる値は「1〜2147483646」です。
  • デフォルト値は「1000」です。
コメント
項目名 必須/省略可 変数の使用 説明 備考
コメント 省略可 使用不可 このアダプタの簡単な説明を記述することができます。
説明を記述すると、仕様書に反映させることができます。
 

スキーマ

入力元コンポーネントのスキーマと同じです。

大容量データ処理

大容量データ処理には対応していません。

PSPでの使用について

PSPでは使用できません。

使用できるコンポーネント変数

コンポーネント変数名 説明 備考
success 処理の正否が格納されます。
  • デフォルト値はnullです。
  • 処理が成功した場合には「true」、処理が失敗した場合には「false」が格納されます。
message_category エラー発生時、発生したエラーに対応するメッセージコードのカテゴリが格納されます。
  • デフォルト値はnullです。
message_code エラー発生時、発生したエラーに対応するメッセージコードのコードが格納されます。
  • デフォルト値はnullです。
message_level エラー発生時、発生したエラーに対応するメッセージコードの重要度が格納されます。
  • デフォルト値はnullです。
error_type エラー発生時、発生したエラーの種類が格納されます。
  • デフォルト値はnullです。
  • エラーの種類は、以下のような形式となります。
    例:「java.io.FileNotFoundException」
  • DataSpider Cloudのバージョンにより、格納される内容が変わる可能性があります。
error_message エラー発生時、発生したエラーのメッセージが格納されます。
  • デフォルト値はnullです。
  • DataSpider Cloudのバージョンにより、格納される内容が変わる可能性があります。
error_trace エラー発生時、発生したエラーのトレース情報が格納されます。
  • デフォルト値はnullです。
  • DataSpider Cloudのバージョンや実行するクライアントアプリケーションにより、格納される内容が変わる可能性があります。

仕様制限

ありません。

主な例外

例外名 原因 対策
InputDataNotFoundException [入力データ]が指定されていません。 [入力データ]を指定する、またはデータフローを引いてください。
InvalidPropertyConfigurationException [検証用ファイル]が指定されていません。 [検証用ファイル]を指定してください。
ValidationException [入力データ][検証用ファイル]で指定したDTDに対して妥当ではありません。 [入力データ][検証用ファイル]で指定したDTDに対して妥当なデータを入力してください。
java.io.FileNotFoundException [検証用ファイル]に指定されたファイルが存在しません。 指定したファイルを確認してください。