比較条件

データ型一覧

データ型によって利用可能な比較条件が異なります。
また、比較条件によってはデータ型によって結果が異なるケースがあります。

文字列型

入力値を文字列とみなします。

数値型

入力値を数値とみなします。
アルファベットや記号など数値に変換できない場合、エラーが発生します。

日付/時間型

入力値を日付/時間型とみなします。
日付フォーマットにもとづいて変換できない場合、エラーが発生します。
日付/時間型に変換可能な文字列表現については日付型に設定可能な文字列についてを参照してください。

真偽値型

入力値を真偽値型とみなします。
入力値が「true」以外はすべて「false」となります。

値比較条件一覧

比較名称 説明 利用可能なデータ型 成功例 エラー例 備考
一致する 入力値と期待値が一致する場合に成功します。
nullと空文字は同じ値として扱われます。
  • 文字列
  • 数値
  • 日付/時間
  • 真偽値
期待値入力値
ABCABC
123123
期待値入力値
EDFABC
456123
 
一致しない 入力値と期待値が一致しない場合に成功します。
nullと空文字は同じ値として扱われます。
  • 文字列
  • 数値
  • 日付/時間
  • 真偽値
期待値入力値
EDFABC
456123
期待値入力値
ABCABC
123123
 
前方一致 入力値に期待値が前方一致する場合に成功します。
  • 文字列
期待値入力値
ABABC
12123
期待値入力値
BCABC
23123
 
後方一致 入力値に期待値が後方一致する場合に成功します。
  • 文字列
期待値入力値
BCABC
23123
期待値入力値
ABABC
12123
 
正規表現 入力値が期待値の正規表現パターンにマッチした場合に成功します。
  • 文字列
期待値入力値
A.*ABC
\d+123
期待値入力値
^BCABC
\d+ABC
 
任意の値 入力値および期待値に関わらず必ず成功します。
期待値は使用されません。
  • 文字列
  • 数値
  • 日付/時間
  • 真偽値
期待値入力値
 ABC
456123
  • エラー例はありません。
空文字またはnull 入力値が空文字またはnullである場合に成功します。
期待値は使用されません。
  • 文字列
期待値入力値
 (null値)
 (空文字)
期待値入力値
 ABC
 123
空文字 入力値が空文字である場合に成功します。
期待値は使用されません。
  • 文字列
期待値入力値
 (空文字)
期待値入力値
 (null値)
 ABC
null 入力値がnullである場合に成功します。
期待値は使用されません。
  • 文字列
  • 数値
  • 日付/時間
  • 真偽値
期待値入力値
 (null値)
期待値入力値
 (空文字)
 ABC
以上(以降) 入力値が期待値以上または以降の場合に成功します。
文字列の場合、UNICODE順で比較します。
  • 文字列
  • 数値
  • 日付/時間
期待値入力値
100100
100150
2017/01/012018/01/01
ABCABD
期待値入力値
10050
2017/01/012016/01/01
ABCABB
 
以下(以前) 入力値が期待値以下または以前の場合に成功します。
文字列の場合、UNICODE順で比較します。
  • 文字列
  • 数値
  • 日付/時間
期待値入力値
100100
10050
2017/01/012016/01/01
ABCABB
期待値入力値
100150
2017/01/012018/01/01
ABCABD
 
型が一致する 入力値がその型として解析可能な場合に成功します。
期待値は使用されません。
  • 数値
  • 日付/時間
期待値入力値
(数値型)100
(日付型)2017/01/01
期待値入力値
(数値型)ABC
(数値型)2017/01/01
(日付型)EFG
(日付型)123

行比較条件一覧

行の出現順序も一致する

入力値の行と期待値の行が完全に一致した場合に成功します。
行数が異なる場合や、値の比較が異なる場合、エラーが発生します。

実行例

値の比較条件はすべての列で [一致する] が定義されているものとします。
成功するパターン
失敗するパターン

行の出現順序は問わない

入力値の行と期待値の行が一致します。
行の出現順序は異なっていても行単位で値が一致していれば成功します。

実行例

値の比較条件はすべての列で [一致する] が定義されているものとします。
成功するパターン
エラーになるパターン

期待行が出現する

期待値の行が入力値の行にすべて出現する場合に成功します。

実行例

値の比較条件はすべての列で [一致する] が定義されているものとします。
成功するパターン
エラーになるパターン